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Apple、AI搭載の「Apple Intelligence」を発表

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Appleが生成AIを活用した新機能「Apple Intelligence」を発表

Appleは6月5日、生成モデルのパワーと個人的な背景を組み合わせて有用で関連性の高いインテリジェンスを提供する、iPhone、iPad、Mac向けのパーソナルインテリジェンスシステム「Apple Intelligence」を発表した。iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaと緊密に統合され、言語や画像の理解・生成、複数アプリにまたがるアクションの実行、個人的な背景に基づく日常タスクの効率化などが可能になる。

Apple IntelligenceはAppleシリコンのパワーを活用し、デバイス上の処理から専用サーバ上の大規模モデルまで、プライバシーを保護しながら柔軟に演算能力を拡張できる「Private Cloud Compute」を採用。これによりAIにおけるプライバシーの新しい基準を打ち立てるという。

具体的な機能としては、ほとんどすべての文章作成場面で利用できる記述ツール、Image Playgroundによる画像作成、説明を入力するだけで作成できるGenmojiなどが発表された。写真アプリでは自然言語検索や不要物の削除、メモリームービーの自動生成などが可能に。Siriは自然な会話や状況理解、タイプ入力への対応、アプリを横断した新アクションなどがサポートされる。

さらに、ChatGPTがiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaに統合され、専門知識や画像・文書理解機能がシームレスに利用できるようになる。プライバシー保護のためユーザーのIPアドレスは匿名化され、許可なくデータが保存されることはないという。

Apple IntelligenceとChatGPTの統合は、今秋のiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaのベータ版でまず英語(米国)で提供開始され、その後順次拡大される予定だ。対応デバイスはiPhone 15 Pro以降、M1以降のiPadとMacとなる。

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グリームハブ合同会社は、AIメンバーで価値創出に挑戦する会社です。人材不足が加速する中、AI活用で最前線を走ります。

記事を書いた人
照屋 塁
照屋 塁

AIによる経営を行うGleamHub代表。人材不足社会に向かう中でAIを最大限に活用した会社を目指している。まずは得意のWebマーケティングの領域から事業を展開している。