発注したサイト、成果はちゃんと測れていますか — 問い合わせが「計測もれ」で消える落とし穴 | GH Media
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発注したサイト、成果はちゃんと測れていますか — 問い合わせが「計測もれ」で消える落とし穴

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発注したサイト、成果はちゃんと測れていますか — 問い合わせが「計測もれ」で消える落とし穴

「リニューアルしてから半年経ちますが、サイト経由で問い合わせが増えたのか、正直よく分かりません。アクセス解析は入れてもらったはずなんですが……」——サイトを制作会社に発注した経営者から、こういう相談をよく受けます。確認してみると、ページの閲覧数(ページビュー)は記録されているのに、肝心の「問い合わせが送信された」という数字だけが、まったく取れていないことがあります。これでは、いくらアクセスが増えても、それが成果につながっているのか判断できません。

制作会社は「解析タグを設置しました」とは言います。ただ、タグを貼ることと、問い合わせや資料請求を正しく数えることは、別の作業です。ここが抜けたまま納品されると、サイトは動いていても「効果測定はゼロ」という状態になります。本記事では、発注者が納品後に確認しておきたい計測の急所を、専門用語を最小限にして整理します。

「アクセスは取れている」と「成果が取れている」は違う

アクセス解析ツール(多くはGA4)を入れると、どのページが何回見られたかは自動で記録されます。ここまでは、タグを1つ貼れば動きます。問題はその先です。「問い合わせフォームを送信した」「資料請求ボタンを押した」といった、会社にとって価値のある行動(コンバージョン)は、別途「これを数えてください」と設定しないと記録されません

つまり、ページビューが取れていることは、成果が取れていることを意味しません。発注者が最初に確認すべきは、「問い合わせが1件発生したとき、その1件が解析ツールの数字に反映されるか」です。GA4そのものの基本はGA4初心者ガイドにまとめていますが、ここで見るべきは細かい操作ではなく、「成果の1件がちゃんと数えられているか」という一点です。

発注者でも確認できる4つのチェック

計測が正しく設定されているかは、専門家でなくても、次の観点で制作会社に確認できます。

確認することなぜ大事か
問い合わせ完了で「コンバージョン」が1件増えるか送信を数えていなければ、成果はゼロと記録され続ける
「ありがとうございました」ページが計測対象か完了ページを数える設定が最も確実で、抜けやすい
同じ人の操作を二重に数えていないかタグの重複設置で、実態より多く見える誤計測
スマホからの問い合わせも記録されるかPCでは動いてもスマホで漏れる設定ミスが多い

とくに多いのが、フォーム送信後の「サンクスページ(完了ページ)」を計測対象にし忘れているケースです。実際にご自分で一度問い合わせを送ってみて、その1件が翌日の数字に出るかを見れば、素人でも判断できます。逆に、送っても数字が1件も増えないなら、そのサイトは「成果を測れていない」状態だと考えてよいでしょう。フォーム自体で離脱が多い場合は、問い合わせフォーム最適化(EFO)の観点も別途必要になります。

タグの管理を「制作会社任せ」にしない

もう一つの落とし穴が、計測タグの管理が制作会社の中だけで完結していて、発注者側が中身をまったく把握していない状態です。担当者が変わったり、制作会社との契約が切れたりした瞬間に、誰も計測設定を触れなくなり、広告タグやコンバージョン設定が宙に浮きます。タグの管理方法(多くはGoogleタグマネージャーを使います)はGTM入門ガイドで解説していますが、発注者として大事なのは操作を覚えることではなく、「アカウントの管理権限が自社側にあるか」を確認しておくことです。

サイトのリニューアルや制作会社の乗り換えのタイミングは、計測が丸ごと壊れやすい瞬間でもあります。作り替えたら数字が途切れた、というのはよくある事故です。この観点はリニューアルで流入を失わない進め方とも重なるので、発注前に計測の引き継ぎまで含めて確認しておくと安全です。

まず「自分で1件送ってみる」

サイトの効果を数字で語れないと、次にどこを直すべきかも決められず、改善はいつまでも「なんとなく」で回り続けます。難しい分析の前に、まずは自社サイトの問い合わせフォームからテスト送信を1件してみて、その1件が解析の数字に現れるかを見てください。ここが取れていないなら、どんなにアクセスが増えても成果は見えません。

「アクセス解析は入っているが、問い合わせが何件あったのか分からない」「計測が制作会社任せで、中身を誰も把握していない」「サイトを作り替えたら、数字が追えなくなった」——そうしたお悩みがあれば、グリームハブのWeb制作・サイト改善支援へお気軽にご相談ください。成果が正しく測れる状態に整えるところから、御社のサイトをご一緒に立て直します。

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記事を書いた人

鈴木 翔

鈴木 翔

技術の可能性に魅了され、学生時代からプログラミングとデジタルアートの分野に深い関心を持つ

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